「エコはおしゃれ!」
anan 2008年06月18日発売号
(冒頭一部紹介)
ニューヨークでは今「グリーン」がホットなキーワード。グリーンファッションにグリーンウエディング、グリーン保険なんてものまで登場し、グリーンということばを目にしない日はないくらい。
日本語でグリーンと聞いて思い浮かぶのは植物ですが、アメリカでは環境に優しいこと、しかもグリーンはかっこいいことととらえられているのです。
いくら環境に良いからって、かっこわるいことはできるだけ避けたいのがみんなのホンネ。であれば、エコかっこいいものを作っちゃおう!ということで、デザイナーがこぞってグリーンファッションを提案し始めたのが、グリーンムーブメントのきっかけ。アル・ゴア氏のドキュメンタリー映画「不都合な真実」がアカデミー賞を受賞し、環境問題に対する関心が高まったことや、技術改良によりエコだけどおしゃれなものを作れる土壌が整ってきたことも後押しし、環境問題に取り組んでいることがクールと見られるようになったのです。